けいだいのごあんない

境内のご案内

Precincts

葛飾坂東は、今よりちょうど300年前の江戸中期、
正徳四年(甲午歳[きのえうまどし]1714年)に成立しました。

猿島阪東観音霊場は、享保十年(己巳歳[きのとみどし]1725年)に開かれたと伝えられています。当時の葛飾郡・久能村・宝性院住職の秀伝大和尚が、西国・坂東・秩父等の観音霊場が遠方のため参拝できない人々のために、当地(葛飾)に観音霊場を設けられたものです。3〜4日間でまわれる徒歩での巡礼の旅でした。

伽藍とみどころ

ぼたん寺 ─ 春の境内

龍蔵院は、古くから「ぼたん寺」として親しまれてきました。境内の牡丹は、関宿藩主が鑑賞に訪れたと伝えられる牡丹の古木で、NHKテレビでも放映されています。毎年春には、色とりどりの大輪の花が静謐な伽藍を華やかに彩り、訪れる方々の目を楽しませます。

境内に咲くぼたんの花
境内の牡丹(撮影:杉田徳一)

境内の諸仏

境内には、寛文十一年(1671年)、元禄二年(1689年)、同五年(1692年)、同七年(1694年)、同十四年(1701年)、正徳五年(1615年)に建てられた観音像があります。この観音は供養のために建てられたもので、正観音は男性、如意輪観音は女性のために造立されています。

また、境内には白衣大観音や七福神・釈迦誕生仏・弘法大師の修行像が建てられ、平成七年には聖観音を本尊とする三仏堂が建立されました。